パリオリンピック2024が開幕し、連日の日本選手の活躍に寝不足の人も多いでしょう。
オリンピックを観戦しているとさまざまな企業のロゴを目にしますよね。
オリンピックスポンサーはどこ?
日本からは、トヨタ自動車・パナソニック・ブリヂストンの3企業がオリンピックのワールドワイドサポーターとして選出されています。
ここでは、オリンピック2024のスポンサーはどこなのか。スポンサーの決め方についても紹介します。
- オリンピック2024スポンサー企業名
- スポンサー企業の選定方法
オリンピック2024スポンサー一覧
オリンピックスポンサーの種類の違いを説明します。
ワールドワイドパートナー
オリンピックを見ていると競技場の電光掲示板はPanasonic、タイムを計測している時計はOmegaですよね。
ワールドワイドパートナーは、オリンピックのシステム全体を支えるスポンサーとなります。
スポンサー料は非公開となっていますが、年間15億〜25億円といわれています。
以下にワールドワイドパートナーを紹介します。
企業名 | 企業名読み方 | サポート内容 |
Airbnb | エアビーアンドビー | 宿泊事業 |
Alibaba | アリババ | デジタル化 |
Allianz | アリアンツ | 保険 |
Atos | アトス | 競技スケジュールなどのITサービス |
Bridgestone | ブリヂストン | 商品提供 |
CocaCola/ Mengniu | コカ・コーラ 蒙牛乳業 | 商品提供 |
Deloitte | デロイト | デジタル化戦略 |
intel | インテル | 5Gテクノロジーなど |
Omega | オメガ | オフィシャルタイムキーパー |
Panasonic | パナソニック | 会場内のスクリーンなど |
P&G | P&G | 商品・サービス提供 |
Samsung | サムスン | ワイヤレス通信機器 |
Toyota | トヨタ自動車 | 移動手段 |
Visa | ビザ | 決済サービス |
プレミアムパートナー
プレミアムパートナーは五輪開催国組織委員会と契約しているため、パリオリンピック2024ではフランスの企業が占めます。
国内では、一番ランクが高いスポンサーとなり、任期は最長6年となります。
スーパーのカルフールやルィ・ヴィトンやディオールなどを傘下に持つLVMHなど聞いたことがある企業名もありますね。
プレミアムパートナー
企業名 | 企業名読み方 | 事業内容 |
Accor | アコー | ホテル事業 |
Group BPCE | BPCEグループ | 金融業 |
Carrefour | カルフール | 食品小売業 |
EDF | フランス電力会社 | エネルギー産業 |
LVMH | LVMH | ラグジュアリービジネス |
Orange | オレンジ | 電子通信事業 |
Sanofi | サノフィ | バイオ医薬品企業 |
オフィシャルパートナー
オフィシャルパートナーは、ゴールドパートナーより下のランクとなるため、活動の権利も制限があります。
オフィシャルパートナー(一例)
企業名 | 企業名読み方 | 事業内容 |
Groupe ADP | ADPグループ | 空港 |
Air France | エールフランス | エアライン |
ArcelorMittal | アルセロール・ミッタル | 鉄鉱業 |
Caisse des Dépôts | ケース・ドゥ・デポ | 預金供託金庫 |
Cisco | シスコ | IT産業 |
CMA CGM | CMA CGM | 物流 |
Danone | ダノン | 食品企業 |
Decathlon | デカトロン | 小売業(スポーツ用品) |
FDJ | フランセーズ・デ・ジュー | 宝くじ販売事業 |
TEAM JAPANパートナー
TEAM JAPANのスポンサーにも種類があります。
TEAM JAPANゴールドパートナー
- アシックス
- エネオス
- KDDI
- 東京海上日動
- 日本生命
- 三井不動産
TEAM JAPANオフィシャルパートナー
- 味の素
- エアウェーヴ
- タイムス
- 久光製薬
TEAM JAPANオフィシャルサポーターズ
- インターブランドジャパン
- ANA
- 東京タワースカイツリー
- 日本航空
- 丸大食品
- LIVE BOARD
さまざまな業種がスポンサーになっていますね。
オリンピック2024スポンサーはどうやって決める?
オリンピックを開催するには、多額の資金が必要になります。
競技場の建設以外にも各国から選手団や観光客が訪れるため、インフラの拡充や見直しも必要です。
また資金以外にも、各国にオリンピック中継するための機器や食事・医薬品の提供も必要となります。
これら必要な資金の一部をスポンサー料で賄っています。
パートナー企業の決め方
では、オリンピックのパートナー企業はどのようにして選ぶのでしょうか。
お金を出しても全ての企業がオリンピックパートナーにはなれるわけではありません。
原則、オリンピックワールドワイドスポンサーは一業種一社と決められており、その業種のトップ企業が選ばれる傾向にあります。
撤退企業もある
2016年リオデジャネイロ五輪後にマクドナルドがワールドワイドパートナーを撤退したニュースをご存知でしょうか。
マクドナルドは1976年からスポンサーを務め、リオ五輪で選手村に無料で食事を提供していました。
マクドナルドとしても多額な資金が必要なオリンピックパートナーを見直したい点と、IOC側も健康観点などからマクドナルドをスポンサーとして見直したい点があり撤退となったといわれています。
オリンピックのスポンサーになると、五輪マークの使用や大会会場でのプロモーションが可能となりますが、一番のメリットはオリンピックのスポンサー企業であるという世間の信頼と名誉でした。
しかし、トヨタ自動車のパリ五輪後のスポンサー撤退が報じられたように、資金面の不透明感などで企業イメージが悪化する危険性が現在ではあります。
まとめ
この記事では、オリンピック2024のスポンサーは企業はどこなのか。またスポンサーの決め方についても紹介しました。
- オリンピック2024どの企業がスポンサーなのか
- スポンサー企業の選びかた
日本からは、トヨタ自動車・パナソニック・ブリヂストンの3企業がオリンピックのワールドワイドサポーターとして選出されています。
オリンピック観戦時は、スポンサー企業にも着目して観戦してみるのもおもしろいですね。
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