2024年パリ五輪バスケットボール男子における、日本対フランスの一戦は、試合終了間際の判定をめぐって大きな議論を呼び起こしました。
この試合の主審を務めたのが、ブランカ・セシリア・バーンズ氏です。
誤審の責任を負うこととなったバーンズ主審のプロフィールや経歴、そして過去の審判歴について詳しく見ていきましょう。
ブランカセシリアバーンズ氏の経歴
ブランカセシリアバーンズ氏は、国際バスケットボール連盟(FIBA)の主審を務める審判員です。
彼女はメキシコ出身で、NBAでも審判を務めてきました。
バーンズ氏は、これまでに数多くの国際大会で主審を務め、高い評価を得ています。
- 名前: ブランカ・セシリア・バーンズ(Blanca Cecilia Burns)
- 生年月日: 1987年2月12日
- 年齢: 36歳
- 出身:メキシコ
- 国籍: アメリカ
- 出身大学: ミッドアメリカ・クリスチャン大学
- プレイヤー経歴: ポイントガードとしてバスケットボールをプレー
- 審判経歴: 2018年からNBAの下部組織であるGリーグで審判として活動し、現在はNBAで審判として活躍しています
- メキシコ出身の女性としては史上初めてのNBA審判員として知られています
ブランカセシリアバーンズは、メキシコ生まれで初めてNBAの試合を裁く女性審判です。
彼女はメキシコのコアウイラ州トレオンで生まれ、家族とともにテキサス州エルパソに移り、その後オクラホマ州に移住しました。
彼女は子供の頃からバスケットボールに情熱を持ち、学校で様々なレベルでプレーしました 。
大学では、オクラホマシティのMid-America Christian Universityでポイントガードとして2シーズンプレー。
その後、YMCAで幼児向けのバスケットボールゲームを審判することで審判のキャリアをスタートさせました。
やがてNCAAやGリーグで審判を務めるようになり、2021年12月27日に初めてNBAの試合を担当しました。
彼女は現在、NBAのパートタイム審判の一人として活躍しており、フルタイムのNBA審判になることを目指しています。
また、彼女はかつてから、長期的な夢として『オリンピックでメキシコを代表して審判を務めること』をかかげていました。
その夢がかなった今回のパリ五輪で、このような世紀の大誤審となってしまったのは非常に悲しい出来事と言えるでしょう。
今後の彼女のコメントや審判団の見解に注目が集まっていますが、彼女がメキシコ出身であることも気になります。
パリ五輪柔道の永山選手の試合で誤審が起きましたが、この時の主審もメキシコ出身の女性審判だったんです。
ブランカセシリアバーンズの過去の審判歴
ブランカセシリアバーンズは、NBAの試合で審判を務めた最初のメキシコ出身の女性として知られています。
彼女は2021年12月27日に、サンアントニオ・スパーズ対ユタ・ジャズの試合でデビューを果たしました。
2021-2022シーズンには、ロサンゼルス・レイカーズとメンフィス・グリズリーズの試合も審判しました。
また、Gリーグ(NBAの公式マイナーリーグ)でも活動。
その後、彼女はロサンゼルス・レイカーズとメンフィス・グリズリーズの試合など、複数の高プロフィールの試合で審判を務めています。
いずれの試合においても、彼女が審判を務める試合で、大きな誤審があったというニュースは見られません。
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