2024年のパリオリンピックにおいて、柔道界で大きな議論を呼んでいるのがエリザベス・ゴンザレス主審の誤審問題です。
ゴンザレス主審は、過去にも数々の国際大会で物議を醸す判定を下してきましたが、今回のパリ五輪に向けての準備期間中の試合でも、その傾向は変わっていないようです。
この誤審に対する海外の反応や他国での炎上状況について詳しく見ていきます。
エリザベス・ゴンザレス主審の経歴
エリザベス・ゴンザレス主審は、キューバ出身の国際柔道連盟(IJF)のA級審判員です。
2010年にIJFの審判員となり、その後、数多くの国際大会で主審を務めてきました。
しかし、その判定の多くが議論の的となっており、選手や監督から批判の声が上がっています。
パリ五輪や過去の誤審
パリ五輪に準々決勝で、ゴンザレス主審はまたもや物議を醸す判定を下しました。
試合は日本の永山選手とスペインのガルリゴス選手の対戦で、ゴンザレス主審はガルリゴス選手が待ての指示を守らなかったにも関わらず、彼にに有利な判定を下したのです。
この判定に対して、日本の選手と監督は強く抗議しましたが、判定は覆ることはありませんでした。
彼女はパリオリンピックに参加している審判の中で最年少であり、スペイン語を話すスペインとの文化的関係も深いです。
また、永山竜樹選手だけでなく、阿部詩選手の初戦もエリザベス・ゴンザレスさんが担当していました。
エリザベスゴンザレスに対する海外の反応
ゴンザレス主審の誤審問題は、日本国内だけでなく、海外でも大きな反響を呼んでいます。
日本国内からは大きな批判が集まっていますが、海外の反応はどうなっているのでしょうか?
海外の反応をまとめてみました。
エリザベス・ゴンザレスに対する批判
「彼女はルールさえ知っているのだろうか。彼女は間違った判断を何度もしてきた。国際柔道連盟は彼女を追放すべきだ」
「この審判はルールを無視し、柔道の資格のないスペイン人柔道家に勝利を与えた。それは公正とは程遠い、汚い柔道の試合だった」
「ガリゴスは勝ったが名誉はなかった。審判には本当にがっかりしました」
「永山選手が危険な状態に陥っていたにも関わらず、適切な判断を下せなかった。国際大会の主審を務める資格がない」
総じて、エリザベス・ゴンザレスさんの誤審については、日本だけでなく海外からも多くの批判が集まっていることが分かりました。
エリザベス・ゴンザレスに対する賛成意見
一方で、あの試合に対するポジティブな意見も少なからず見られます。
しかし、それはエリザベスゴンザレスに対し支持する声ではなく、ガルリゴス選手に対する支持の声がほとんどでした。
彼女の誤審に対しては、海外でも賛成意見は少なく、厳しい声が多いことは事実のようです。
エリザベスゴンザレスに対するIJFの対応
国際柔道連盟(IJF)は、ゴンザレス主審の誤審問題に対して、一定の対応を取っています。
2022年には、ゴンザレス主審に対して、注意処分を下しました。
しかし、その後も誤審は続いており、抜本的な解決には至っていません。
IJFとしては、審判員の教育と評価のシステムを見直し、より公正な判定が下せるような体制作りが求められています。
また、選手や監督からの意見を真摯に受け止め、審判員の質の向上に努める必要があるでしょう。
まとめ
エリザベス・ゴンザレス主審の誤審問題は、柔道界にとって大きな課題となっています。
パリ五輪に向けて、公正で質の高い判定が行われることが求められる中で、IJFには抜本的な改革が必要とされています。
また、各国の柔道関係者も、この問題に対して積極的に声を上げ、IJFに働きかけることが重要です。
柔道は、フェアプレーの精神に基づいて行われるスポーツです。
選手の努力と技術が正当に評価され、公正な判定が下されることが何よりも大切です。
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